ワーキングホリデーが選ばれる理由
Reason
Point 1
異文化体験を通じた視野の広がり
ワーキングホリデーの一番のメリットは、異文化の中で生活し、地元の人々や他の国から来た人々と交流することで、視野を広げられることです。
Point 2
語学力の飛躍的な向上
ワーキングホリデー先では現地の言語を使う場面が多いため、実践的な語学力を磨くことができます。授業だけでは得られない「生きた」表現や現地の言葉づかいも自然と身につきます。
Point 3
自己成長と自立心の養成
異国の地で生活することで、問題解決力や自立心が育まれます。現地での仕事や生活でトラブルが発生した際、自分で対処する必要があるため、責任感や自己管理能力も鍛えられます。
Point 4
海外でのキャリア形成や人脈の構築
ワーキングホリデーでの仕事経験は、将来的に海外でのキャリア形成に役立ちます。現地での就労経験は履歴書にも記載でき、企業からの評価も高まる傾向にあります。
こんな人におすすめ
Recommended For
- 外国の文化や生活習慣を直接体験したい
- 英語力を向上させたい
- 自立心を養いたい
- 海外で働いてみたい
- 将来外国に住んでみたい
ワーキングホリデーとは?
About Working Holiday
1. ワーキングホリデーの特徴
ワーキングホリデー(ワーホリ)は、日本の18歳から30歳(国によっては35歳まで)の若者が対象で、多くの国で就労と観光の両方が許可されている点が特徴です。
この制度は各国の文化理解や交流を目的とし、一定期間の滞在で異文化を学び、語学力や国際感覚を養う絶好の機会です。
一般的に対象国にはオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、フィンランド、ルクセンブルクなどがあり、それぞれ滞在期間やビザ条件が異なります。特徴 備考欄 対象年齢 18歳~30歳(国によっては35歳まで) 滞在可能期間 通常6か月から1年、オーストラリアやニュージーランドなど一部の国では最長で2~3年の延長も可能 目的 異文化交流や語学力の向上、自己成長、国際的なキャリア形成 2. ワーホリの定員
ワーキングホリデーの定員は国ごとに設定されています。たとえば、カナダやオーストラリアは比較的定員が多く、日本からの申請も通りやすい傾向にありますが、イギリスなどの国は定員が少なく、ビザの抽選制度がある場合もあります。国によっては早めに定員が埋まることがあるため、計画的な準備が必要です。
国 定員数(年間) カナダ 約6,500人(抽選制) オーストラリア 定員なし(申請時期の制限もほぼなし) ニュージーランド 定員なし イギリス 6,000人 3. ワーホリの渡航期間
渡航期間は通常6か月から1年が一般的ですが、国によっては延長可能なケースもあります。オーストラリアでは3年目まで滞在可能で、条件を満たせばファーム(農場)や観光業などの特定の業種で延長が認められます。渡航期間内であれば出入りも自由で、旅行先としても多くの国を訪れることが可能です。
国 渡航期間 カナダ 1年間 オーストラリア 最大3年(1年ごとに更新可) ニュージーランド 1年間 イギリス 最大2年間 4. ワーホリでできる仕事
ワーキングホリデーでは、基本的に短期間のアルバイトやパートタイムの仕事が中心です。職種は現地の人と同様に選択の幅が広く、飲食店やホテル、観光施設での仕事のほか、農業やベビーシッター、販売職なども人気です。オーストラリアやニュージーランドではファームジョブ(農場での仕事)が一般的で、延長ビザの条件になることもあります。
職種 備考欄 飲食業 カフェ、レストラン、バーテンダー、キッチンスタッフなど 観光業 ホテルのフロントスタッフ、観光ガイドなど ファームジョブ 農作物の収穫、酪農業など 販売職 小売店の販売スタッフ、マーケットスタッフなど 5. ワーホリのビザ取得の条件
ワーキングホリデービザの取得には、年齢や健康面での条件があり、18歳から30歳(国によって35歳)であることが基本条件です。また、経済的に自立していることを証明するための残高証明や、帰国用の航空券を準備する必要があります。さらに、国によっては健康診断の受診や無犯罪証明書が必要になる場合もあります。
ビザ取得条件 備考欄 年齢 申請時に18歳以上30歳以下であること。これは、申請が許可された時点での年齢ではなく、申請を提出した時点での年齢が基準となります。 国籍 ワーキングホリデー協定を結んでいる国の市民であること。日本はこの協定を結んでおり、日本国籍者は申請資格があります。 資金証明 その国での滞在期間中に生活を維持できる十分な資金を持っていること。この資金証明は、入国時に提示を求められることがあるため、出発前に確認しておくことが重要です。 健康診断 特定の職業(例:医療関係、教育関係)に従事する予定がある場合や、特定の地域に長期間滞在する場合は、事前に健康診断を受ける必要があります。 旅行保険 ビザの有効期間全体をカバーする医療保険に加入することが求められます。入国時に保険証書の提示を求められることがあるため、出発前に加入することが推奨されます。 無犯罪証明書 過去に重大な犯罪歴がないことが求められます。場合によっては、無犯罪証明書の提出が必要です。 これらの条件を満たしている場合、オンラインでビザ申請を行うことができます。申請プロセスには数週間から数ヶ月かかることがあり、早めの準備が求められます。
6. ワーホリでの平均収入
ワーキングホリデーでの収入は、国や職種、働く時間によって異なります。一般的には時給で支払われ、特にオーストラリアは最低賃金が高いため、フルタイムで働けば月に15万円〜ほどの収入を得られることもあります。一方、ニュージーランドやカナダも同様の賃金水準で、生活費を賄えるだけの収入を得ることが可能です。
国 時給(2024年現在 ※変動あり) カナダ 時給約15カナダドル オーストラリア 時給約15~25豪ドル ニュージーランド 時給約18~20NZドル イギリス 時給約8~10ポンド 英語のスキルが高い場合、オフィスワークやカスタマーサービスの仕事を見つけることも可能で、これらの仕事では最低賃金以上の収入を得ることもあります。さらに、レストランやホテルなどのスタッフなどのサービス業では、チップをもらえる仕事もあり、顧客からの満足度が直接収入に反映されるケースが多いです。
7. ワーホリをするための英語力
ワーキングホリデーには、特に公式な英語力の証明は求められませんが、現地で働くためには基本的な会話力が求められます。中級程度の英語力があれば、飲食業や販売職で仕事をすることが可能ですが、より高収入な職を得るためには高い英語力が必要です。渡航前に英会話の練習をすることで、現地での生活がスムーズになります。
備考欄 基本的な英語力 日常会話レベル(TOEICスコアで500~600点程度) 仕事の種類による 観光業や接客業では英語力が重要 学習方法 語学学校やオンライン英会話での事前練習が推奨 8. ワーホリをするための学歴
ワーキングホリデーには特定の学歴条件は設けられていません。そのため、高校卒業以上であれば誰でも参加可能です。ただし、現地での就労内容やキャリア形成を目指す場合は、学歴やスキルが役立つこともあります。例えば、ホスピタリティ業界での経験や語学力、専門的なスキルがあると、より良い条件での就職が可能です。
ワーホリ早見表 備考欄 対象年齢 18歳~30歳まで(35歳までの国もあり) 定員 カナダ:約6,500人(抽選制)
オーストラリア:定員なし(申請時期の制限もほぼなし)
ニュージーランド:制限なし
イギリス:6,000人滞在可能期間 1年間(オーストラリアは最長3年間) ビザの取得条件 年齢:申請時に18歳〜30歳以下であること
資金証明:ある程度の資金が必要
健康診断:事前に健康診断を受けているか
旅行保険:ビザ有効期間全体をカバーする医療保険に加入しているか
無犯罪証明書:過去に重大な犯罪歴がないか仕事について 基本的にどのような職種でも可能
飲食店のスタッフ
ホテルのフロント
ファームジョブ
スキー場などの季節労働
※一部州では、保育士や医療関係者なども可能働ける時間 フルタイムで可能 各国の時給 カナダ:時給15カナダドル
オーストラリア:時給約15~25豪ドル
ニュージーランド:時給約18~20NZドル
イギリス:時給約8~10ポンド必要な英語力 日常会話レベル(TOEICスコアで500~600点程度)
語学力に不安がある人は日本人が多い職場も選択肢に入る最終学歴 高卒以上であれば誰でも申請可能
ただし、専門的な職業(IT、教育、医療など)は高い学歴や専門的な資格が必要
各国のワーホリについて
Working Holidays by Country
カナダ
オーストラリア
ニュージーランド
イギリス
フィンランド
ルクセンブルク
カナダ
カナダは他民族国家として知られており世界中から人々が集まってくる、大都会と自然が共存する国です。
カナダは日本とワーキングホリデーの協定を結んでいる国で、働くことが認められています。
さらに、ワーホリの対象年齢を越えてしまった方でもコープ留学を利用して働くこともできるので、英語やフランス語を学びたい方、社会人になった後に留学に興味が湧いてきた方に向いています。
対象年齢:
申請時18歳以上〜30歳以下
定員:
6,500人(抽選式)
渡航期間:
1年間
ビザ取得条件:
年齢:申請時に18歳〜30歳以下であること
資金証明:2500カナダドル
健康診断:事前に健康診断を受けているか
旅行保険:ビザ有効期間全体をカバーする医療保険に加入しているか
無犯罪証明書:過去に重大な犯罪歴がないか
オーストラリア
オーストラリアは、オセアニアに位置し、オーストラリア大陸・タスマニア島など多数の小島から成る連邦国家です。
公用語は英語で日本との時差もあまりなく、ワーキングホリデーでは最長3年間滞在もできるバラエティに富んだ留学制度 もあり、留学しやすい国です。
対象年齢:
申請時18歳以上〜30歳以下
定員:
制限なし
渡航期間:
最大3年間(延長には条件あり)
ビザ取得条件:
年齢:申請時に18歳〜30歳以下であること
資金証明:約5,000豪ドルが目安
健康診断:事前に健康診断を受けているか
旅行保険:ビザ有効期間全体をカバーする医療保険に加入しているか
無犯罪証明書:過去に重大な犯罪歴がないか
ニュージーランド
ニュージーランドは自然の美しさや、多くのアウトドアアクティビティが楽しめます。また、友好的で温かい人が多いのが特徴です。
ニュージーランドではワーキングホリデーが人気で、現地での生活費を稼ぎながら、実践的な英語力を身につけることができます。異文化交流や現地の生活を深く体験したい方におすすめです。
対象年齢:
申請時18歳以上〜30歳以下
定員:
制限なし
渡航期間:
1年間(条件により3ヶ月延長可能)
ビザ取得条件:
年齢:申請時に18歳〜30歳以下であること
資金証明:約4,200nzドル
健康診断:事前に健康診断を受けているか
旅行保険:ビザ有効期間全体をカバーする医療保険に加入しているか
無犯罪証明書:過去に重大な犯罪歴がないか
イギリス
イギリスは英語を母国で学ぶ最適な場所であり、高い教育水準と世界的に有名な大学での学びが可能です。歴史的な名所や文化に触れることで、深い理解が得られ、多様性が特徴の都市で異なる文化を体験することができます。
また、イギリスは高校・大学留学が人気で、世界的に評価が高い学校が多く、高度な専門知識を身につけることができ、将来のキャリアに役立ちます。
対象年齢:
18歳〜30歳
定員:
6,000人
渡航期間:
最大2年間
ビザ取得条件:
年齢:申請時に18歳〜30歳以下であること
資金証明:約2,530ポンド
抽選での当選:応募者が定員を超えた場合には、抽選によって当選者が決定されます
帰国用航空券:もしくは帰国資金があること
無犯罪証明書:過去に重大な犯罪歴がないか
フィンランド
フィンランドは北欧に位置し、高い教育水準で知られており、治安の良さや自然が豊かでストレスなく語学学習に専念できる国です。
また、18歳未満のお子様や障害をお持ちの方向け に、教師宅へホームステイして教師やその家族と一緒に過ごしながら、語学学習やアクティビティを経験できる教師宅ホームステイも大変人気です。
対象年齢:
申請時18歳以上〜30歳以下
定員:
100人
渡航期間:
1年間
ビザ取得条件:
年齢:申請時に18歳〜30歳以下であること
資金証明:約2,000ユーロ程度
健康診断:事前に健康診断を受けているか
旅行保険:ビザ有効期間全体をカバーする医療保険に加入しているか
無犯罪証明書:過去に重大な犯罪歴がないか
ルクセンブルク
ルクセンブルク大公国は、ベルギー、フランス、ドイツに囲まれたヨーロッパの小さな国です。国土のほとんどが豊かな自然で覆われていますが、金融サービス業が発展しており、1人当たり国内総生産(GDP)は世界首位の裕福な国です。
首都ルクセンブルク市は、切り立った崖の上に建つ中世の古い要塞の町として有名です。
2024年6月から日本との間でワーホリ制度が導入され、最長1年間の留学期間内で、6ヶ月間働くことが認められます。
対象年齢:
18歳〜30歳
定員:
100人
渡航期間:
1年間
ビザ取得条件:
年齢:申請時に18歳〜30歳以下であること
資金証明:約2,500ユーロ
旅行保険:ルクセンブルク滞在中の医療費をカバーする保険に加入していることが必要です。
帰国用航空券:もしくは帰国のための資金証明が必要です
無犯罪証明書:過去に重大な犯罪歴がないか