カナダ留学に行く際に、準備するべき持ち物は非常に重要です。気候や生活スタイル、学業に必要なものを考慮して計画しましょう。ここでは、スーツケースに入れるもの、手持ちバッグに入れるもの、電化製品、その他便利なものについて具体的に説明します。
1. スーツケースに入れるもの
スーツケースには、滞在期間中に必要となる基本的な衣類や生活用品を入れましょう。
1-1. 衣類
- 季節に合った衣類: カナダは地域によって気候が異なりますが、寒い冬が長い地域も多いです。特に冬場は厚手のコートやセーター、手袋、帽子、マフラーなど防寒具が必要です。また、夏は暑い地域もあるので、軽めの服も用意しておきましょう。
- フォーマルな服装: 大学の行事やプレゼンテーションの際に必要なフォーマルな服(スーツやジャケット)も準備しておくと安心です。
1-2. 靴
- 防水性のある靴: 雪や雨が多い地域では、防水性のあるブーツや靴が重宝します。冬のカナダは雪が多いので、滑りにくい靴底の靴もおすすめです。
- 普段用のスニーカーやサンダル: 普段使いの靴も1~2足あると便利です。
1-3. 生活用品
- タオルやバス用品: 滞在先で最初に必要になるタオル、洗顔料やシャンプー、リンスなどのバス用品は少なくとも最初の数日は必要です。
- 常備薬: 海外で薬を手に入れるのは手間がかかることもあるので、自分の体調に合った常備薬や、風邪薬、頭痛薬などを持参しましょう。
2. 手持ちバッグに入れるもの
飛行機内で使う手持ちバッグには、貴重品やフライト中に必要なものを中心に入れます。
2-1. 貴重品
- パスポートやビザ、入学許可証: これらはカナダ入国時に必ず必要となるので、出発前に必ず確認しておきましょう。
- 現金とクレジットカード: カナダドルの現金はある程度持って行くと便利です。クレジットカードも使える場所が多いので、1枚持参しておくとよいでしょう。
2-2. 電子機器
- ノートパソコンやスマートフォン: フライト中や空港で使用する可能性があるので、手持ちにしておきましょう。これらの電子機器は機内持ち込みが推奨されます。
- 充電器やモバイルバッテリー: これも忘れがちですが、長時間のフライトではバッテリーが切れてしまうこともあるので、手持ちバッグに入れておくと安心です。
2-3. その他
- 着替えやトイレ用品: 長時間のフライトでは、着替えや歯ブラシ、化粧品などが必要になることがあります。これらは機内で使いやすいように手持ちバッグに入れておきましょう。
3. 電化製品について
カナダの電圧は110~120Vで、日本の電化製品とほぼ同じです。ただし以下の点に注意してください。
3-1. 変換プラグ
- カナダでは「Aタイプ」のプラグが使われているため、日本と同じ形状なので変換プラグは基本的に必要ありません。
3-2. 電圧対応
- ほとんどのノートパソコンやスマートフォンの充電器は100V~240Vの対応ができるため問題ありませんが、一部の家電(ヘアドライヤーや電動歯ブラシなど)は日本専用の100V対応しかできないものがあります。その場合は、変圧器が必要です。
3-3. SIMカードやモバイルWi-Fi
- カナダでは日本のSIMカードは使えない場合があるため、現地対応のSIM(eSIMも含む)カードを購入するか、モバイルWi-Fiルーターを借りるのがおすすめです。現地到着後すぐにインターネットが使えるよう、事前に準備しておくと便利です。
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4. その他持って行くと便利なもの
4-1. 文房具
- ペンやノート: 現地でも購入できますが、授業開始時にすぐに使えるよう、最初の分だけは持参するとよいでしょう。日本の文房具は質が高いので、使い慣れたものを持っていくのもおすすめです。
4-2. 日本の食品
- インスタント食品や調味料: カナダでも日本食は手に入りますが、値段が高かったり、種類が限られていたりするため、インスタントラーメンや味噌、醤油、ふりかけなど、自分が好きなものを少し持って行くとホームシックを和らげられます。
4-3. 小さなギフト
- 日本らしいお土産: ホームステイ先や友人へのプレゼントとして、日本のお菓子やちょっとしたお土産を持っていくと喜ばれることが多いです。折り紙や扇子、小さな和風雑貨など、荷物にならないものが良いでしょう。
まとめ
カナダ留学に必要な持ち物は、気候や現地の生活スタイルをよく考慮して準備することが大切です。特に防寒具などは忘れがちなアイテムなので、事前にリストを作成して抜けがないようにしましょう。また、日本の食品や小さなお土産も持参すると現地での生活がより楽しくなるかもしれません。
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